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皿
去年ここを更新した際はまだカリカリ君とは会ったこともなかったわけだが……ここだけをチェックしている変人もいないだろうが、一応解説しておくとカリカリ君とは私の夫であり、別にすごいカリを持っているというわけではない。カリがふたつあるわけでもなく、いたって普通のチンコの持ち主である。…今日ニュースを見ながら私が「明日は納豆だけでいいかなあ」とつぶやくとしばらく経ってからカリカリ君が「グルジアと大豆の何か、関係があるわけ?」と聞いた。納豆話の時にニュースでグルジアの話題をしていたことを、ずっと考えていたらしい。いや、グルジアなんてドコにあるのかも知らないし、そんな農作物の名産なんか興味もないよ。「知らないけど、NATO、NATOと言ってたから…」何やら私がグルジア問題に詳しいとでも思ったのだろうか。…てなわけで、とりあえず一年に一度の更新を目指してみました。 -
皿
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皿
アドレナリン
おお、いけねえ、ここの存在を忘れるところだったぜ。はっきり言ってここの存在価値はないのだけれど、削除されては困る事情も(笑)というわけで、題記のような映画をDVDで見たわけであります。たいした映画ではない。ジェイソン・ステイサムが出てるから見ただけだ。途中、衆人環視の中でセックスを始めるシーンがあるのだが、これ、ギャラリーが全員中国人である。西洋人の正体見たり。東洋人になら、見られても恥ずかしくないってか。このように、やつら都合のいい時に東洋人を使うのである。「みんなが見てる所でセックスするシーンを撮りたい」「でも白人に見られるのは恥ずかしい」「中国人ならへーき♪」私だって犬がいっぱい見てるところでもセックスできるよ。でも、人間じゃやだもんな。露骨すぎんだよ。猛省されたしハリウッド。-
derorinn
あーここで説明してたのか。またMSNがおかしなこと始めたとばかり解釈しておった。かわいそうなごりさん。締め出された子羊。
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きき
まったく。
閲覧するのにアクセス制限かかってパスワードを要求されたぞ。
ごりさん対策か(笑) -
皿
設定いじってたら気づいちゃった!
そうでもなけりゃいつ気づいたことか。惜しかった(笑)
ただいまからアクセス制限かかってます。
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皿
変態某
変態のぞき魔某氏とはその後、テレホンセックス(←懐かしいなオイ)…じゃなかった、電話連絡が続いている。「お断り」ボタンも使ったが、まだくされ縁が続いている。ま、大体は「今度こんな人と見合いする」とか「この前こんな人と会った」と言った近況に、おっぱいや胸毛の話を織り交ぜたような変態トークである。その彼に「今度運動会でリレーに出るんだ」と報告したところ、予想通り「じゃ、おっぱい揺らして走るわけですか」と食いついてきた。「ユサユサしちゃうわけですか」「はみ出しちゃったりするわけですか」なので、ご期待に添って「もちろんノーブラでユサユサで走る」と大嘘ぶっこいておいた。 -
皿
探偵物語
先日とある事情から関西の「なにがし探偵社」(仮名)の依頼を受け、
探偵の下請け仕事をすることになった。
栃木県に住んでいるという一人の女性を探しているらしい。住所はわかっているが、私も生粋の栃木人とはいえ一度も訪れたことのない町だ。
まあ、場所は交番で聞けば教えてくれるだろう。
でも世帯主ではないからその家に本当にその女性がすんでいるかどうかは、わからないわけだ。
表札に書いてあればいいけれど、最近はそういう家は少ない。
近所の人にでも聞き込みする必要がありそうだぞ。
怪しまれずに家の人の名前を聞き出すには、どう言えばいいのだろう?
いきなり行って「お隣は○○子さんですよね?」でもいいかもしれないけど、探偵としてもうちょっと
スマートにやりたいもんだ。それにできればその女性が関西出身であることを聞き出したかった。…そう!探偵といえば変装!身分を偽る!これをやってみたかったんだ。
色々考えたが、名刺も出さずに信じてもらえる職業といったら運送屋ぐらいしか
思いつかなかったので、私は運送屋になることにした。
荷物を届けると言えば誰も怪しまないだろう。念のためにウエットティッシュの箱(使いかけ)を紙でつつんでダミーの荷物を作り上げた。
イザとなったらこの荷物をおもむろに取り出す(予定)!
ムード作りのため、私はこのティッシュを拳銃と見立てることにした。俺にこれを使わせるなよ…。
偽名は「工藤」も捨てがたいが、「フィリップ」で行くことにする。(←使う機会ないだろ…)
下ごしらえは済んだ。ハードボイルドな探偵小説のはじまりだ!
さっそく愛車W650で目的地「K」に向かう!
こんなど田舎でバイク便かよ!
いやいや、近くまではバイクで行って、徒歩で探すのがいいだろう。
設定は、大型車で荷物を届けに来たけれども、迷って徒歩で探しはじめた、ということにした。
運送屋ではトレンチコートは着れないが、いたしかたない。寒いのでスキーウェアを着用。
う~ん、どっからどう見てもハードボイルドな運送屋にしか見えん!一時間ほどバイクを走らせると目的地付近に到着した。
バイクをスーパーに止めて、歩いて駅に向かう。
駅はすぐみつかったが交番を探すのに苦労した。
普通、駅の前にあるもんじゃないん?なんでこんな遠くにあるん??交番探しに30分も費やしてしまった探偵、すでに半泣きである。
そして交番で調べてもその番地はわからなかった。
とりあえず近い番地を教えてもらい、聞き込みにはいるしかなさそうだ。探偵はハードボイルド調にキャメルを一本灰にして、いよいよ仕事にとりかかった。
表札が本人のものでないことを確かめ、呼び鈴をならす。
本人にはこの調査について気取られてはいけないのだ。
何度か鳴らしても家人は出てこなかったが、ちょっと待っていたら外のほうから帰ってきた。
おそらくターゲットと同じくらいの年の主婦だ。これだけ近所なら仲良くしているに違いない。「このおウチの方ですか?」やたら愛想のいいハードボイルド運送屋。
「…そうですが?(ちょっと怪しみモード)」
「なにがし運送(←勝手に運送屋を作ってみた)の者ですが、このあたりに××さんという
お宅はありますか?」
「ああ、××さんなら裏のアパートですよ」
おお!好感触!怪しみが消えた!なにがし運送の威力よ!
荷物を出す必要はなさそうだ。「奥様は○○子さんとおっしゃるんですか?」
「名前は…どうだったかしら…ちょっとわからないわねえ…」
マブダチのくせに名前も知らんのかよ!おそらく普段「○○ちゃんのママ」とか呼んでるんだろう。
「荷物の転送があって調べてるんですけど…(運送屋で荷物の転送なんかすんのか!?)
関西から引っ越してきた人ですよね?」
「そうそう!大阪から来た人ですよ。」ここまでわかれば殆ど本人!栃木に大阪人なんてめったにいない!
道路を回って裏手にくだんのアパートはあった。どこにでもあるたいしたことないアパートだ。
全部で4戸。このなかにターゲットがいるはずだ。
1階には2戸。表札は空白になっている。郵便受けには何も入っていない…。
2階にまわると、二つとも表札がでていたが、ターゲットのものではなかった。
…ということは一階の二つのうちのどっちかなのだ。
しかしこんな安普請のアパートでの聞き込みは危険すぎる。荷物なら預かっておくと言われたらどうする?
こんな危険なモノを持ってくるんじゃなかったぜ。私はデジカメを取り出し、再度2階にまわって一応表札の写真を撮っておいた。
1階の空白も撮っておくべきだろう。あっ!こんな大事なところで「カードエラー」が!
これ、エラーが出ると消えるまで何度もカードを出し入れしなければならないのである!
くそぅ。3度目でエラーが消える。焦りまくる探偵。
もたもたしていると一階の片方の部屋のなかから人が出てくるような気配があった。
階段を上がり降りする音を不審に思ったのだろうか。
マズイ…!急いで表札の写真を撮り、駐車場に出る。アパートの全景写真も撮っておきたいところだが、一人の女性が部屋から出てきてしまった。
こ…、こっち見てる…。
子供が二人ついてきている。
全景写真は後にすることにして、今度は東側を撮っておこうと、道路から遠回りして前面に出た。
怪しい一階部分は片方の部屋に大量の洗濯物がかけてある。
そしてもう一つはカーテンがかかって洗濯物がない。住んでいないのか?
そうだとすれば標的は一つにしぼられる。
でもただ出かけてるだけかもしれないしな。どうしてもどっちの部屋かはわからないわけだ。
さっきの女性が本人だとしたら聞くわけにもいかないしなあ。
考えこむ探偵。
やはり主婦に部屋番号を聞いておくべきだった。さて、そろそろ女性も部屋に戻っただろう。玄関からの全景写真を撮らなければ。
前から裏に回るには、ちょっとした柵があって回れないようになっていた。ま、こんな柵は俺様のような名探偵にとっては屁でもないぜ!
と、飛び越えると、なんとさっきの子供がこちらを凝視している!オイ、見せもんじゃね~ぞ!
気付いたママも近寄ってくるではないか~。
私はなるたけそちらを見ないようにしていたが、彼女の視線が突き刺さってくるのが
痛いほど分かった。わわわ、私ゃ、べつにあんたの子供を誘拐しようとしてるわけではないよ。
そのガキが柵を飛び越えるヘンなおねえちゃんにビックリしただけじゃないか…。探偵、絶対絶命!
もうここには二度と戻って来れないだろう。今のうちに写真を!!
大胆にもママが近寄ってくるその間に写真を撮った。
こうまでなってもまだ撮るか!
見上げたプロ根性、だけどものすごくビビっている探偵。そして後ろも見ずに走って逃げた!!
ひえぇ~怖かったよぅ;;。追ってくる気配はない。
ハードボイルドを持ちなおすついさっきまでビビリまくりだった探偵。
トラブル・イズ・マイ・ビジネス。俺様に不可能はねーぜ。落ちつきを取り戻した私は、多分ターゲットが毎日入り浸りだろうと思われる近くのスーパーの
写真も撮っておいた。無事(?)聞き込み、写真撮影を完了。
そしてチョウ・ユンファばりに二本目の煙草にマッチで火をつけ、バッグの中の拳銃をにぎりしめた。
フッ。こいつを使わずにすんだだけでも今日のところは上出来だぜ。(←注:ウエットティッシュのこと)哀愁をただよわせトレンチコート(←注:スキーウェアのこと)の襟を立てた探偵は、
乾いた都会のうらぶれた寝ぐらで、今夜もバーボンをあおることだろう。―完―
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きき
すごいな。
・・・ってことは、いまも傍観中か?(笑)(* ̄m ̄)ププッ! -
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見つけたらしいのよ!!
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皿
キャミソール事件
私はものを深く考えるのが嫌いなので、悩むことがない。
友達に悩みを相談されると、困ってしまう。相談はそりゃ親身に考えてみるのだが、
さて終わった後、今度は私の番?と大変なプレッシャーが押し寄せてくる。なにかひねりださなくては…。そんなわけで悩みといったら、胸がでかすぎることくらいだ。
どのくらいでかいかというと、自分で吸えてしまうくらいの爆乳である(←違う意味でやばい)
…というと、みんな「自慢じゃん?」とか「うらやましい」とか、そういう反応しか見せないが、
私はこれまでの人生ちちがでかくて得したことなんて何もない。
学生時代は走るたびに見世物になり、かわいい下着もなく着たい服も着れず、カバンのななめがけをすると
ものすごい状態になり、昔の彼氏には「牛の乳みたい」といわれ、こんなにジャマで重いのに
今ではなにも使い道がない(笑) ちちなんかでかくても何もいいことなんてないのである!
先日私はちちにしこりがあることに気づき、病院に行ったら「ガンかもしれない。もしそうだったら
乳は取ることになる」といわれたが、「どうせ取るなら両方取ってください」といいのけたほどである。
幸い良性だったけど。先日免許書き換えの際、私は大変なことに気がついた。今回が20代最後の書き換え…。
この後は30代に突入してしまうのである。今回の写真は3年間(←やっぱりね)使うのだし、
バッチリ決めなくては…!!
20代に許されて、30代には許されない服装、それは…
憧れの「キャミソール」である!
私は昔からキャミソールにとっても憧れていた。こんなちちでは肩ヒモのないブラジャーなんて
怖くってつけられやしない。だからってノーブラで外にでるわけにもいくまい。
しかしもう後がない、20代最後のチャンスである!これを逃したら一生後悔するかもしれん。
一大決心でキャミソール&肩ヒモなしブラを購入。
そして顔のほうは、いつ来るとも知れぬ結婚式用に夜な夜な部屋で一人、
研究を重ね皿スペシャルと名づけられた宝塚も真っ青のフルメイクである。すっかり女優きどりの私、はりきっておでかけだ。しかし家をでたところで隣のおばさんの
車にはねられた。その日の暗転を予感させたが、今日は記念すべき20代最後の免許書き換え日!
くじけずにでかけた。執念ですな。
警察のは映りが悪いのでわざわざ免許センターに出向いていよいよ写真撮影。
カメラに向って、さあ!目をパッチリ開いて!失敗はゆるされないぞ!待つこと数十分。出来上がった写真は世にもおそろしい、あるまじき、信じがたき写真であった!
なんと目玉が上のほうを向いている。
三白眼なんて生易しいもんじゃない、完全にイっちゃってるひとの表情である。
女優は女優でも、まるで火サスの死体だ。へたれエキストラだよ…。
大体モニターでわかるだろーが、一言言ってくれよ!公務員!不親切すぎるぞ公務員!
自慢のキャミソールにいたってはフレーム外。紐だけ。ブラのまんまで撮ったような、あるいは
タダの裸のように見える。オーマイガッ!ちゃらり~~鼻から牛乳~(←古すぎ)
行きはあんなに気合がはいっていたのに、帰りのさみしさといったら…筆舌に尽くしがたい。
もう世の中がまっくらである。こんな免許証を3年も使わなきゃならんのか…。
がっくりと肩を落として、ヨーカドーでたこ焼きをヤケ食いしていると、「皿さんじゃない?」
声をかけてきたのは高校時代の同級生!あらやだ~なにもこんな若作りの日に…!
でもちょっぴりラッキー?若い(作りの)私を見てもらえて♪
ちょっと腕からは血が出て足は青あざだらけだけど、気にしないでね♪
女優魂がメラメラと不死鳥のように復活してきた。すっかりノリカ気取りの私。あんたいい年こいてこんな格好もうできないでしょ?私はしてるぞ!(…バカですな。)
話している内に、彼女の視線が私の胸にきている事にうすうす気づいていた。
彼女が立ち去った後、なんであんなに見ていたんだろう?と、胸に目をやると、
そこにも信じがたき光景が!肩ヒモなしブラなんてやったから、大きすぎるちちが片方
ブラジャーからこぼれている!!そして年のせいかハリのなくなったちちは横の方に
だらしなくでろ~んとなっているではないか。
キャミソールからさえもうちょっとではみ出しそうである。おいおい、こりゃ犯罪ものだー(泣笑)形悪すぎる胸をみて、彼女は「あんたもう、終わってるよ…」とでもいいたかったに違いない。
無言でいてくれてありがとう。
こんな天中殺のような日を二度とむかえないためにも、キャミソールは二度と着ないと心に誓った皿であった。帰ったら隣のおばさんがお詫びの菓子を持ってきてくれた。うまかった。
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8万円の落とし前
誰でも車を運転する人なら一度は警察に捕まったことがあるはずだ。
ない人、いますか?聞いたことありません。
それが、この私、免許を取って(約)10年間捕まったことはなかったのだ。
ペーパードライバーってワケではない。毎日30キロの道のりを通っていたのである。
無事故でも、もちろんない。優良ドライバーってわけでも、絶対ない。
要するに運がよかったのだろう。いつしか「私は捕まらない」という驕り、
高ぶりが芽生えていたのである。
奢る平家は久しからず。この私の「捕まらない伝説」にもついに終焉の時がやってきた…。ある夜、いつものイナカ道に一台のノロくさい軽トラがいる。
50キロの道を50キロで走っている!
こんなのの後にくっついてイライラするよりは、抜かしてしまった方が精神衛生的にもよいのだが…。
とりあえず大人しくしたがうか…。と、超イライラしながら1キロほどガマンしていると、
そのノロマは曲がってくれたのである。私の煽りも功を奏したのかもしれない。
やったー!!…と、とーぜん私は今までのウップンをはらすかのようにいい気持ちで走り出した。しばらくすると、向こうで赤い棒を振り回している人がいる。
「工事かな?」
捕まったことのない私、かなり近くまで来て警察であることに気が付くまで
「こんなとこ工事してんじゃね~よ」などとひとり言をいっていたのであった。
しかしよくよく見れば警察官。「ああ!とうとう私にもこの日がやってきたのか!」
伝説の崩れ去った日。しかし、初めての経験なのでなんだかドキドキ…♪
「なんでそんなに急いでいたの?」 「イヤ~急いでるっていうか…(いつもこの位なんで)…」私はなんと(軽の分際で)93キロで走っていたので、43キロオーバーということで、
その場で免許証を取り上げられてしまった。
「○日に裁判所に来てください。」
エッ裁判所?スピード違反くらいで、そんなに大事なの~?
みんな裁判所に行ったなんて言ってただろうか?
それに免許証もこんな、赤い紙にされてしまって。
みっともなくてレンタルビデオ屋の会員にもなれんわい。しかし家に帰って聞いてみると、フツーは裁判所なんかに行かないらしい。
職場でも、友達にも聞いてみたが誰も行った事がない。これは大変だ!一体ナニをされるんだろう!
みんなそんなにスピード違反ってしてないの?その日は会社を休んで裁判所に行ったのである。罰金は、いくらか想像もつかなかったけど…。
行ってみると、30人くらいの人がいただろうか。しかし女は私一人だけであった。
珍しい存在の私、ちょっぴりモテていた(笑) みんなの話題といえば「何キロで?」
「いやー43キロです」「お!そりゃ高いよ。俺は35キロ」…
といったキズのなめ合いをしているうちにあっというまに裁判は終り、
なんと罰金8万円!がっでーむ!隣にいた酒気帯びのおっさんだって5万円なのに。スピード違反の方が罪が重いなんて!
スピードってついウッカリって感じだけど、酒気帯びっていったら確信犯って気がするがねぇ。
などと自分の罪をたなにあげてみる。あとで振り込めばいいんだろう…などと甘い考えをもっていたが、
「じゃ、そこの窓口で払ってください」
今すぐかい!
6万円しか持ってきてないよ!急いで銀行に走る。
しかしビンボーな私はこの6万円でさえ、銀行の定期預金を解約して捻出したものであったのに、
走っている間になんともバカバカしくなってきた。
8万円もだして何も残らないなんて…(だから罰金なんだって!)
さて、前置きが長くなったが、ここからが本題である。
もうこうなったらヤケだ!定期預金の残り22万円、使いまくってやるぜ!罰金を払い終わった私、まずホームセンターに行ってねずみ取り対策用レーダーを入手。
8万円を思えば15000円くらい、安い安い!!(反省の色なし)
そして電器屋さんに行って、前から欲しかった32型ワイドテレビをお買い上げ。
ついでにビデオも調子悪かったのを思い出し、衝動買い。勘定を払っている間に、レジの隣に「脂肪計つき体重計」を見つけ、これもついでに買ってやった。
その後ライトオンに行き、助手席がいっぱいになるほどどっさりと洋服を買い込んだ。
さらに普段は面白いかどうか確かめてから買っていたDVDソフトを「ちょっと観たいかも」クラス
まで太っ腹に買っちまった。その日の内に使い切ってやった。わははは!まるで目方でドン!のような、計算不要の豪快な買いッぷり。
実に気持ちいいぞ。あ~~スッキリした!
ここまで買うと8万円が小さく感じられるから、アラ不思議。
しかし脂肪計つき体重計は余計だったと、いまさらジローな後悔をした皿であった(笑) -
皿
ハトの恩返し
突然だが、ここに来ているよいこのみんなはハトの卵を食べたことがあるか?わたしはある。
ハトの卵の味は、ハトの卵を食べたものにしか分からない。昔の人はよく言った。けだし名言である。
皆のしていない経験をするということは、こんなに気持ちのいいことなのだ。
だからとってもめずらしいシチュエーションに出会うことがあったなら、避けることなくなんでも体験してみることを
オススメする。私がまだ会社に勤めていた頃、その会社のトイレはハトに占領されかかっていた。
とにかく油断のならないヤツらである。ちょっとでも窓を閉め忘れようものなら、なかに侵入してフンをしてゆく。
ここがトイレである、ということをわきまえているかのようだ。
しかも閉め忘れたまま用を足していると、窓枠に腰掛けてニヤニヤしながらこちらを見下ろしている。
いや、信じられないだろうが確かにニヤついていたのである!
まるで変態ハトである。かくしカメラでもついているんじゃないかと疑いたくなるほど、
その場面によく行き合わせたものだ。そして閉め忘れたまま帰ろうものなら、翌朝には床一面のハトの糞だ。文字通り足の踏み場もない。
これを片つけるときの気持ちといったら…。閉め忘れた自分への怒り、情けなさ、そしてこんなに思い切りよく
糞をばら撒いていったハトへの憤り、そして今日が清掃屋さんの来る日ではないという、不運に対する絶望…
せめて便器の中にしてくれよ…という無茶な願望。いろんな感情が交錯するのであった。
カビカビになって取れやしない。タワシでこすったり、もんじゃ焼きのヘラでこそげたり…
車に糞をされたことのある人なら分かるだろうが、なかなか取りにくいものなのだ。
乾ききらずにべちゃっとしているのもまた気持ち悪い。そんなのをタワシで便器に移し、床に水をまく。
まいた水を紙で吸い取る。大変な作業だ。仕事もそっちのけで糞作業。
やっと終わったと思い、出ようとすると、ドアのノブにもべったりだ。それなら窓なんか開けなけりゃいいのに…。それはそうなのだが、う○このときは臭いからついあけてしまうのだ。
風向きが悪いと余計臭くなってしまうのだが…。食事中の人、すまん。(食事中にパソコンやる奴もいないか)
しかも私の場合、抜けてるというか経験値ゼロというか、まあ大体8割位の確率で閉め忘れるのであった。
自分のだったらまだいいが、ヒトのが臭くて開けた場合の気まずさといったらないぞ。しかも閉め忘れて糞だらけだ。
…立場なし。そんなハトとの戦いの毎日のなかでひとつだけ、ハートフルな思い出がこのタマゴである。
いつものように窓を閉め忘れて、翌朝トイレに入った私を襲った光景は…。
いつもにも増してものすごい量の糞と、そしてひとつの卵。床の上にぽつんと産み落としてあったのである。
それは一見、ウズラの卵にも似たサイズ。白くてちょっと斑点のはいった、かわいらしいものであった。
その日の糞かたしは、いつものようにイライラすることもなくむしろうきうきで、頭の中は卵でいっぱいだ。
私は先輩のAさんに持ちかけてみた。「ね…。割ってみてもいいかな?」
「やめときなよ!ハトのひよこが出てきたら怖いじゃん」
ハトもひよこというのだろうか…。しかし産んだとすれば、昨日の7時以降、今日の8時以前だ。
一日くらい暖めたといって、ひよこがかえることもないだろう。
そこですし用の小皿に割ってみた。反対していたAさんも興味しんしんだ!わりと普通の卵である。白身と黄身があって、ウズラと変わりない。
ハトのひよこも黄色であることをはじめて知った。
私、「無性に食べたくなった。焼いてみようか。」
「頼むからやめてくれ!」散々反対された。Aさんの言うことには、ハトは鳥の中でも一番汚くてバイ菌だらけなのだそうだ。
しかもジョン・ウーの映画に出てくるようなキレイな白いハトではなく、薄汚い都会のドブハトだ。
卵なんかバイ菌が濃縮されていてきっと下痢をする。そしてまたトイレの窓を閉め忘れるのだ。
しかし食べたくなった私の衝動を抑えるには、そんな理由では足りなかった。
食欲が、好奇心が、理性を抑えた瞬間だ!
生で食べないだけ人間らしいというものだ。そうして出来上がった目玉焼きは、ごく普通の形をした、ちょっと小さ目のかわいいヤツである。
ちょっとドキドキしながら食べたその味は…!う~む、これぞ大自然の味。まったりテイスティ…のはずもなく…ま、まずい…!!
まず、しょっぱいのである。イヤな感じの塩辛さだ。
そしてドロとホコリを一緒に食べたような味。いや、ドロもホコリも食ったことはないが…。
たぶん金魚を食ったヒトもこういう味を味わったのではないか。「ドロくさい」と聞いたことがある。
見た目はかわいいのになんだ!この味は!人をバカにするのもほどほどにしろい!
まずます怒り心頭な私であった。……しかし、腹痛などは何もなかった。今も立派に生きている。ハト=バイ菌説は怪しいことが判明。
それにこれから人にハトの卵の味を聞かれることがあっても、きっぱりと答えることが出来るし、
これでよかったんだと自分に言い聞かせ、前向きに考えることにしたのであった。 -
皿
酒ぐせのわるい人
結論から言うと、それは私だ。
だれでも酒の失敗の一つや二つはあるものだが、わたしの場合は多すぎる。
今思い出しても、穴を掘って埋って死んでしまいたいほど恥ずかしくなる。
あるいは、私は少しも覚えていないがその場にいた人たちには一生忘れられない、
という話もある。
しかしここではちょっとオチャメでほほえましい思い出を披露しよう。あれは…わすれもしない、12月30日のことであった。
仕事納めのあと恒例の打ち上げがあり、私はいささかのみすぎてしまった。
方向の同じ年配のYさん(故人)と電車に乗ったが、途中からYさんの話していることが
分からなくなった。
「あ、そうなんだ~。へえ~!ふう~ん」などと適当に相槌を打ちながらも、まったくわからない。
話の意味がわからないのではない。 何を話しているのかわからないのだ。
コレは経験上まずい兆候であるといえた。「今日はちょっと飲みすぎシールだな…(死語)」
この反省が長く続けば、何度も同じ失敗はしないのだが。手前の駅で私一人が降りた。Yさんはもっと遠くまで帰っていくのだ。一生懸命話してたけど、
なんだったんだろ? で、階段の方に行こうとしたが、急に酔いが回ってしまった。
ダメだ…! ベンチで休んでいこう! しかしこんなところで寝てしまったら、
凍死するかもだぜ。
ただ横になるだけ… … … … …いつしか意識は遠のいていく…ふと遠くの方で笑い声がした。しかもわっはっはーわっはっはーと、かなり豪快である。
…ったく、この夜中に誰が笑ってるんだ?うるせーな。ゆっくり寝られやしない。
ん?もしかしてこの俺様を笑っているのか?ちょこざいな。
が、気が付いてみると、笑っているのは私であった。
げっっ!こんなに大声で笑っちゃったよ。何が一体おかしかったんだろう?自分でも
ちょっと面白かった。しかし事態はもっと深刻だ。ベンチで寝ているつもりだったが、いつのまにかホームの
地べたに寝ていたのである。
しかも黄色い線からはみ出している。
駅員に怒られる!いやそれどころか、ヘタしたら線路におっこちるところではないか。
まだジベタリアンなどいなかった時代だ。地べたはキタナイと思っていたわたしが、
おっさんがペッとつばを吐く地べたに、顔をすりつけて眠り込んでいたのである。
その上私の寝ていたのは階段の下のところで、よくゲロなどが吐いてある超ばっちいゾーン
であった。笑っている場合ではない。帰らなければ…!たちあがったが、その頃には体も冷え切って、
足などしびれて動かなかった。それにしても、誰も起こしてくれないとは。
ってゆうか誰かに襲われたりしてもいいのでは?!(願望ではないが)
あいにく私の乗ってきた電車は終電だったので、誰も気付く人もいなかったらしい。
しかし向かいのホームの人が気づいてくれてもいいと思うのだが…。
まあ、私が駅で、地べたに寝ていて豪快に笑っている女をみたらどうするだろうか…ほっとくかもな。
こわいもんな。
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皿
昔はまったこと
私は今でも手帳に戦車の写真をはさんだりしているので、
それを見た人には「うっ…?なんだこいつ?」という目で見られてしまうのだが(無理もない…)、
これはAFVに凝っていた頃の名残である。
AFV…それは…戦車や軍用車両の模型作り…。やたらマニアックな世界に入ってしまったとお思いの方もいるだろうが!
これはたいしてマニアックなわけではない。
なにしろ専門の雑誌まであるのだ。←それがマニアックだっての。
しかし今も続いているかどうかは定かではない…
少なくとも皿がAFVをやめるまでは、たしかにあったのである。それにAFVはプラモデルの中でも比較的入りやすい。なぜなら塗装がラクなのである。
ガンプラ系や車などとはちがい、下地いらず、手間いらず、やってみたいとおもう方は
ここから入るといいだろう。ただし部品は非常に細かい。
くしゃみなどして部品を飛ばさないよう、事前に十分くしゃみをしておくことだ。今ではすっかり足を洗ってしまったので、プラモデル自体も資料なんかもなくなってしまって、
記憶も定かではなくなってきているが…
物忘れの激しいのはこの頃のシンナーのおかげで脳がとろけてしまったのだと思っている。
私が特に好んで作っていたのは、ドイツのⅣ号戦車のD型というやつ。
いかにも、戦車らしい戦車といえる。
それからゲパルト対空戦車、これはちょっと変わっていて、機関砲が二本
砲塔の両側についているタイプである。このふたつはお気に入りで3個くらいつくったものだ。そのうちジオラマなんかも作りたくなってきて、研究し始めた。
ジオラマといったらやはりナチス・ドイツ系のものが多く、北アフリカだと
ロンメル将軍などが必ずでてきたり…。わたしもちょっと簡単なものを作ってみた。
しかしなぜ、外国物ばかりなんだろう? 日本のジオラマはできないんだろうか?
だいたいフィギュアが売ってないな。日本兵のフィギュアなんて、
日本の戦車の付録でしかみたことない。
しかしフィギュアなどは一から作ってしまうひともいるくらいだ。
ドイツ兵でも色やパテでごまかすことはできるだろう。
そうして私は夢の「満州事変」のジオラマ作りを計画した。しかしひとまず「満州事変」について調べる必要があるだろう。
戦車の型が満州事変より後だったりしたらシャレにならない。
といって、誰かに見せてそんなことがわかるような人間は回りに一人もいなかったのだが…
完ぺき主義の私としては、そんな失態は自分に許せなかったのだ。
そしてAFV作りをいったん離れ、満州事変研究に没頭した。なぜ満州事変なのか?…なんだか、ロンメル将軍のアフリカ戦線と同じく、
痛快なイメージをもっていた、ただそれだけである。
深くは追求しないで欲しい。調べていくうちにそんなに痛快な物語ではなくなってきて、
しかもあんまり戦車の活躍はなさそうである。そんなときである! 「アーマーモデリング」が出されたのは…!
これは前述のミリタリー模型専門の雑誌だ。まるで私が待ちに待った雑誌のように思えるだろう。
ところがどっこい。あまりの高度さにやる気を失ってしまった。
ちょうど満州事変「熱」も冷めてきていたし、一気にAFV関連の「熱」が引いていった…。部屋にあった戦車たちは、いつのまにか掃除のたびにだんだんと隅に追いやられ邪魔にされて、
ついには押入に放り込まれた。以前は眺めているだけでも幸せだったのに…。
そして押入の中でもガラクタにつぶされてゴミになっていった。今も残るのは、ちょうど熱の入っていた頃、家に遊びにきて
一台持っていった友人の家に、確か日本の九七式であった。今でも持っているかどうか。
それと奇跡的に押入の中で生き残ったⅣ号戦車一台のみというありさま。
いかに自分が熱しやすく冷めやすいか、このことを考えるとハッキリ分かる。
derorinn 11:50 午後 | 2009年8月1日 パーマリンク
どーーーあっても来ないつもりらしい。